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なぜ少林寺拳法?少林寺拳法はどのような武道なのか?愛知県の一宮市で皆が頑張る理由とは?

この春より随分体験希望、新入門が増員されています。少林寺拳法に地域の皆様が求められているものとは何なのでしょうか?体験希望の保護者の皆様には改めて聞いてみようと思いますが、「強くなりたい」「強くしたい」は当然あるのでしょうが、始めるきっかけがどのような理由であろうが、私たち「一宮中部道院」として、また「少林寺拳法グループ全体」として掲げる大きな目標に向かい、どのようにこの新入門の子達を中心に、導いていけるのかがやはりキーワードになると考えます。

少林寺拳法とは?

「少林寺拳法」は、1947(昭和22)年、日本において少林寺拳法初代師家 ・宗道臣(以下、「開祖」という)により、社会に役立つ人づくりを目的とした「教え」「技法」「教育システム」の体系として創始されたものです。 自分の身体と心を養いながら、他人とともに助け合い、幸せに生きることを説く「教え」と、自身の成長 を実感し、パートナーとともに上達を楽しむ「技法」、そしてその教えと技法を遊離させず相乗的に人間力 を養うための「教育システム」が一体となっています。
人間は、生まれながらにして、どのようにも成長していける可能性を秘めています。少林寺拳法は、そ の可能性を信じて自分を高め続けられる人、周囲の人々と協力して物心両面にわたって豊かな社会を築く ために行動できる人を育てています。

私たち指導者の使命とは・・・?

きっかけは人それぞれだと思います。最近よく聞くワードとしては「子どもたちと寄り添いながら・・・」という言葉を耳にしますが、当然それも大事なことだとは思います。しかし、時代とともに変化する「いじめ問題」「体罰」「教育」という側面から見ても私たち昭和の世代からは大きく変わってきています。
少林寺拳法が持つ特性を見極め、その目標に共感しているから指導者として立っています。よって、私たちが「教え」「技法」「教育システム」を活用し、大きな問題を乗り越え、大会などの結果に捉われず、もっとの先にある目標に向かい手を繋ぎながら、どう乗り越えていくのか?その船頭になるのが、私たち指導者であるということかと思います。

一人の力はたかが知れています。

私たち少林寺拳法を学ぶ昭和世代には言われ続けてきたワード「一人の力はたかが知れている」。
しかし今も変わらず、いや今だからこそ必要なワードである気がしてなりません。
集団のいじめ問題、各地で起こる自然災害。世界に目を向ければ「戦争」。そんな時代を生き残らなければならないこれからの世代の子どもたち。本当に強くなければ生きていけません。その強さを「道院」という小さな輪の中でも産声をあげさせ、仲間であるということの連帯感を持ち、お互いを高めあい、困難にぶつかれる勇気を皆で持つことが本当の強さでなければならいと思います。

少林寺拳法 一宮中部道院が掲げる大きすぎる位の目標に向かって

私が最初に子どもたちに出す「宿題」。家から修練場までの道を多少大回りでいいから、道順を覚えるということ。
私たち仲間が保護者とはぐれてしまうほどの自然災害が起きた際には、私が生きている限り道場に行きます。そんなことを想像し、手を取り合いながらということがチームワークへの一歩として、そして技術における「痛み」「楽しさ」を共有し合いながらお互いの成長を楽しみあえる。つまりは仲間と一緒にいられることの大切さを知っていただければ「強さ」を手に入れたことになるのでは?と感じています。
多少のいじめや困難などには怯まない。「だって道場には同じ志」を持った永遠の仲間がいるから・・・
そんなことが普通になっていけるのが私たち一宮中部道院の大きな目標としています。

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コメント

    • 橙子
    • 2023.06.11

    1人で抱えている問題は、みんなで協力したらなんとかなると思いました。その仲間こそが少林寺拳法で、築き上げる1つの手だと思いました。

    • 塞ぎ込んでいるより前を向いて行く。一人では生きられないことをよくさまざまなことと照らし合わせて頑張っていこう!

    • 和田ゆりあ
    • 2023.06.11

    家から修練場までの道を覚えていれば、災害にあってしまってもいつもの場所でいつものメンバーに会えれば安心できるし多少は落ち着けると思います。そのためにも道場にいる沢山の子と多くコミュニケーションを取れるようにしていきたいです………!!!!!!!!

    • ゆりあ。まさしくその通りです。生きることとはそれの積み重ねです。

    • 竹山桜子
    • 2023.06.11

    一宮中部道院が掲げている目標に向かって、まずは今いる仲間たちともっとチームワークをよくし、自分の力だけではどうしようもできないことも、道院にいる仲間に相談して、解決していきたいです。

    • 人間一人では生きていけないということです。自分本位ではなく相手のことも半分は思いやれる生き方を目指してください。

    • 藤本凪
    • 2023.06.11

    最近たくさんの体験の人がきてくれていて、賑やかになって凄く嬉しいです!
    私は数年前、学校関係で辛い時期がありました。でも、道場に行き仲間と笑い合いあったり、励ましあったりすることで忘れることができました。
    これからも一宮中部道院の仲間と、痛みも、楽しさも、苦しさも共有し合い、頑張っていこうと思います!!

    • 凪。コメントありがとう!
      凪が実質中学生を引っ張るリーダーなのは周知の事実。思ったように皆をそのように導けるように頑張ってください。応援しています。

    • おまめ
    • 2023.06.11

    少林寺拳法を習いにくるだけでなく、自分の楽しめる、仲間と笑い合える、楽しい場所にして欲しいし、同じ目標に向かって頑張っていく仲間とどんどん仲良くなると何かあったら支え合えるから私も今の仲間を大切にしていきたいです。

    • その道が最も大切で、仲間を増やす努力は大切ですが失わない努力はもっと大切です。君たちの努力を応援しています。一緒に頑張ろう!何か困ったことがあればいつでも声をかけてね・・・

    • 鬼頭 由奈
    • 2023.06.11

    1人の力はたかが知れている。
    この文章をみて、この1文がとても好きです。
    戦争などが、まだあるような今。
    1人だけでは、あまりやれる事がないと言って居るようで、とても刺さりました!
    少林寺拳法に居る仲間で、1人で出来ないことが、沢山出来るのかなっと、思いました。

    • 由奈。素晴らしいことです。私たちもこの言葉を小学生の頃からずっと聞かされてきました。
      それをクリアできる共通のテーマが君たちの少林寺拳法であることを願いします。