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【旭日大綬章 受章】江﨑鐵磨先生のご栄誉と少林寺拳法 一宮中部道院へのご指導に感謝

このたび、江﨑鐵磨(えさき てつま)元衆議院議員が、令和六年春の叙勲において天皇より旭日大綬章を受章されました。

長年にわたる政治・地域社会への貢献、そして何より青少年育成・人づくりへの情熱が高く評価されての受章と伺い、弟子のひとりとして、また少林寺拳法 「新潮道院」「一宮中部道院」を預かる者として、心からの喜びと誇りを感じております。

山門衆時代の江﨑先生

新潮道院 初代道院長としてのご指導

江﨑先生は、政治家としての活動の傍ら、少林寺拳法 新潮道院の初代道院長として、武道を通じた青少年教育に長年尽力されてきました。

その教えの根底にあったのは、「人としてどう生きるか」「他者を尊重し、社会とともに在る力を養うことの大切さ」でした。

拳法の技術を教えるだけではなく、一人ひとりの人格を磨く場としての道院を築き、地域社会に根ざした指導を行ってくださいました。

一宮中部道院開設後も続くご縁

私自身、まだ未熟な幼少期に、江﨑先生の実父である故江崎真澄先生に勧められ、江﨑先生の新潮道院で修行させていただいたご縁が、今も心の支えとなっています。

新潮道院で培った学びを胸に、一宮中部道院を開設したのちも、節目節目でお声がけくださり、時には厳しく、そして何より温かく見守ってくださいました。

「力愛不二とは?」「技術を積み上げ、その技術で今お前がやっていることは、誰のためなのか」「それは道としてまっすぐか」――。その一言ひとことが、今の道院運営に息づいております。

旭日大綬章とは何か

旭日大綬章は、我が国の栄典制度の中で、特に顕著な功績を残した方に贈られる、旭日章の中でも最上位に位置する勲章です。

主に政治・行政・教育・社会福祉などの分野で国家・公共に著しい貢献をした方に授与されるものであり、国民を代表してその功労を称えるものです。

江﨑先生のご受章は、政治家としての功績のみならず、人づくり・まちづくり・道づくりの歩みそのものが社会に評価された証といえるでしょう。

先生が遺してくださった道と志

江﨑先生の教えの中で、私が最も心に残っている言葉があります。

「人は、立場や肩書きで偉いのではない。その人が、どれだけ人のために動けるかがすべてだ。」

この言葉は、私自身が道院の代表として活動を続けるうえで、常に自らに問いかけていることでもあります。

拳法を通じて人を育てる――これは決して形や規模ではなく、一人の心を育てるところから始まるということを、先生は何度も語られていました。

ご受章への祝意と、これからの決意

このたびのご受章、本当におめでとうございます。拳士の一人として、また地域に根ざした道院運営に携わる者として、これほど嬉しいことはありません。

そして、今こそ私たちは、この大きな節目を機に、江﨑先生のご指導のもとで学んだことを再確認し、次世代へとつなぐ責任を改めて感じております。

少林寺拳法 一宮中部道院は、これからも「人づくりによる平和な社会づくり」を志に、地域の皆様とともに歩んでまいります。

江﨑先生、本当におめでとうございます。そして、心からの感謝を申し上げます。

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