一宮市で進められている中学校部活動の地域移行。
その受け皿の一つとして活動している少林寺拳法地域クラブでは、第5回の活動を無事に終えることができました。
参加している市内の中学生たちはもちろん、各所属道院から参加している中学生拳士たちにも大きな成長が見られています。
技術の向上だけではなく、自ら考え、仲間を支え、協力しながら学ぶ姿勢が少しずつ育まれてきました。
今回は第5回活動を振り返りながら、子どもたちの成長の様子をご紹介します。






一宮市の地域移行活動として始まった少林寺拳法
少子化や教員の働き方改革などを背景に、全国で部活動の地域移行が進められています。
一宮市でも地域と学校が連携しながら、子どもたちが安心してスポーツや文化活動に参加できる環境づくりが進められています。
少林寺拳法もその一翼を担い、中学生が学校の枠を超えて学べる場として活動を続けています。

第5回を終えて見えてきた中学生たちの変化
活動開始当初は緊張した表情だった生徒たち。
しかし回を重ねるごとに笑顔が増え、仲間とのコミュニケーションも自然になってきました。
学校や学年の違いを超え、
- 自分から挨拶する
- 仲間に声を掛ける
- 分からないことを質問する
- 協力して練習する
といった姿が見られるようになっています。
これは少林寺拳法が大切にする「人づくり」の成果でもあります。
各所属道院の中学生拳士にも大きな成長
今回特に感じたのは、各所属道院から参加している中学生拳士たちの成長です。
活動開始当初は自分自身の練習に集中することで精一杯でした。
しかし現在では、
- 初参加者へのサポート
- 技の説明
- 練習相手への声掛け
- 準備や後片付け
などを積極的に行うようになっています。
教えることで学ぶ
誰かに技を教えることは、自分自身の理解を深めることにもつながります。
実際に後輩や初参加者へ説明する中で、自らの技術や知識を再確認する機会が増えています。
地域移行活動は単なる練習の場ではなく、リーダーシップを育む場にもなっています。
学校を超えて広がる仲間の輪
地域移行活動ならではの魅力は、さまざまな学校の生徒が集まることです。
学校生活だけでは出会えない仲間との交流は、子どもたちにとって貴重な経験となっています。
活動を通じて、
- 協調性
- コミュニケーション能力
- 思いやり
- 自主性
が育まれていることを実感しています。
少林寺拳法が地域移行活動に適している理由
少林寺拳法は勝敗だけを競う武道ではありません。
相手を尊重し、お互いに高め合うことを大切にしています。
そのため、
- 初心者でも参加しやすい
- 仲間と協力して学べる
- 礼儀や社会性が身につく
- 地域とのつながりが生まれる
といった特徴があります。
地域移行が目指す「地域全体で子どもを育てる」という考え方とも非常に相性の良い活動です。


第6回活動へ向けて
今月最終土曜日には第6回活動が予定されています。
これまで積み重ねてきた経験を生かしながら、さらに多くの中学生が仲間との交流を深め、成長してくれることを期待しています。
一宮市の地域移行活動を通じて育つ子どもたちの姿を、今後も見守り続けていきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 一宮市の地域移行とは何ですか?
学校部活動を地域のスポーツ団体や文化団体と連携しながら実施する取り組みです。子どもたちが継続して活動できる環境づくりを目的としています。
Q. 少林寺拳法の経験がなくても参加できますか?
はい。地域移行活動には初心者の中学生も参加しています。基本から丁寧に指導しています。
Q. どの中学校の生徒でも参加できますか?
一宮市内の中学生であれば参加対象となります。詳しくは募集要項をご確認ください。
Q. 少林寺拳法ではどのようなことを学びますか?
護身術だけではなく、礼儀、思いやり、協調性、自主性など人として大切な力を学びます。
Q. 女子でも参加できますか?
もちろん参加できます。現在も女子中学生が積極的に活動しています。
Q. 地域移行活動に参加すると学校部活動の代わりになりますか?
地域移行の運営形態によって異なります。詳細は一宮市教育委員会および募集案内をご確認ください。
Q. 少林寺拳法は危険ではありませんか?
安全面に十分配慮しながら指導を行っています。段階的に練習を進めるため初心者でも安心して参加できます。
Q. 保護者の見学はできますか?
見学可能な場合がほとんどです。開催案内をご確認ください。
指導者コメント
初めは、休憩時にはバラバラで話をする素振りもありませんでした。
所作や基本動作を学び、いざ二人一組で修練をしていくうちに皆が相方と笑顔で話し、今では皆が笑顔で話しています。
そんなシーンを目の当たりにしていくと「これぞ少林寺拳法」だと感じ、私たち指導者も初心に戻った気分になります。
第一回活動報告
第二回活動報告
第三回活動報告
第5回活動報告
第6回活動報告