様々なことを変える意味でもホームページをリニューアルしました。

私も少林寺拳法の門をくぐり40年が経過しており、この一宮中部道院を設立して14年目に入り、時代の潮流を感じずにはいられません。
少子・高齢化問題や引きこもり・いじめ等といった社会問題が表面化してきています。

当然、我々も時代にあった展開が必要であると考えられます。しかし、そこには変えていいものと変えてはならないものがあると感じています。

少林寺拳法に置き換えれば「変わる少林寺拳法」と「変わらない少林寺拳法」を考えていかなければならないと考えています。

「変わる少林寺拳法」とは、「時代や環境変化に対応した活動をしていくという点が上げられます。

技法の面では新時代における修練プログラムと指導法の開発(新しい新指導法)。理念の面からは時代にあった新しい伝え方を要すると考えます。

「変わらない少林寺拳法」とは人作りの行としての正確な技術体系の継承であり、理念の面からは開祖の志と少林寺拳法の理念であるということ。

以上を認識・考察していき、時代にあった少林寺拳法を実践することが大切であり、これからの社会を担うに足る拳士を、まだまだ未熟な指導者ではありますが育てていきたいと考えております。

金剛禅総本山少林寺 一宮中部道院 道院長 北川博康

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