保護者の皆様へ

少林寺拳法は単なる武道やスポーツとは一線を画しています。何故なのでしょうか?
それは達磨大使の行法を現代に伝える「教え」があるからです。
 
 プロの格闘家などを育てるのではなく、一対一であれば、「自分の身を守れる」といったほんの少しの勇気と自信があればそれでいいと考えます。
 然し乍ら集団で一人をいじめるなどの目を覆いたくなる事件がメディアを賑やかすこともしばしばあり、これに対抗するにはどうするのか?

 中にはいじめられて学校にいけなくなった子も当道院にはいます。そんな子達も休まず練習に参加し、学校でのつまらない虐めも忘れるくらい、稽古をし仲間を作る。
 技術の強い弱いではありません。一緒に楽しく真剣に稽古をすることで、子ども達はあるものを見つけます。
 それは「自分の居場所」です。
少林寺拳法は二人一組で稽古を行うことが中心です。
 自分の身体と心を養いながら、他人とともに助け合い、幸せに生きることを説く「教え」と、自身の成長を実感し、パートナーとともに上達を楽しむ「技法」、そして、その教えと技法を遊離させず、相乗的なスパイラルとして機能させる「教育システム」が一体となっています。これを子ども達は流した汗で感じていっていると感じています。

 人間は生まれながらに、どのようにも成長してゆける可能性を秘めています。
少林寺拳法は、その可能性を信じて自分を高め続けられる人、周囲の人々と協力して物心両面にわたって豊かな社会を築くために行動できる人を育てています。

 そんな仲間を我々は多く作っていきたいと感じております。
是非、仲間を作っていただき、一緒に楽しみましょう!

常時体験の方を承っております。